清水国明さんのキャンプ場にて



概要
本日はケータリングのお仕事のために、イベント会場の下見に山梨へ。
会場は清水国明さんの所有するキャンプ場と河口湖にある無人島。
ゲリラ豪雨の影響で往きの車内では少し気後れしたが、下見事態は順調に進み、問題なく来月のイベントを迎えられそうである。(野外のイベントの仕事はわくわくしますね。)



その一こま
宮城県石巻市から、その被災した青年は働きに来ていた。
「ここで共に働いてみないか?」と、山梨県にあるキャンプ場に、彼のおじさんが誘ってくれたのは2度目らしく1度目は申し出を断ったらしい。彼は地元で働きたいと初めは思っていたらしい。
彼は周りの知人をたくさん震災で亡くしたと言っていた。
その後の復興の最中において、いろいろなしがらみで地元にいる事が少しずつ苦痛になって、今の職場に直感的に来たらしく、とてもしっかりとした口調で車の送迎中に二言三言話しをした。
まだ20代前半のように見え、金色に染めた髪の毛、眉毛は爪楊枝のように細く、不器用な表情でもの静か、しかし、そんな彼からは生きる力を強く感じた。
前を向いて腕を上げて足を踏みしめて歩いている感覚の、純粋で前向きな力です。
もっと多くの時間があれば、まだ話しがしたい様な感覚のまま、お別れをしたので、名前も聞いてないし、僕も特に自己紹介をしていないが、心から彼が良い方向に進む事を願っております。